概要

北海道余市町の冷涼な気候で育ったピノグリを100%使用し、野生酵母と培養酵母を併用した低温発酵で、果実の純度と透明感を丁寧に引き出しました。 澱とともに約5ヶ月熟成させることで、柔らかなテクスチャーと奥行きのある味わいを実現。 白桃や洋梨の優しい香りに、余市らしいミネラルとシャープな酸が調和し、エレガントで食事に寄り添う一本に仕上がっています。

テイスティングコメント

グラスに注ぐと、淡いレモンイエローの色調に、エッジにはわずかに銅色を帯びたニュアンス。ピノグリらしい気品と、余市の冷涼さが感じられる佇まいです。
香りは、白桃や洋梨の柔らかな果実に、レモンピールや青リンゴの爽やかさが重なり、さらに白い花や濡れた石を思わせるミネラル香が奥行きを与えます。澱熟成由来のほのかなブリオッシュのニュアンスが、香りに丸みを添えています。
口に含むと、シャープで清らかな酸がまず印象的。冷涼産地らしい緊張感のある酸と、ピノグリ特有のふくよかな果実味がバランスよく調和し、軽やかでありながら芯のある味わいに仕上がっています。中盤には、ほのかなグレープフルーツの苦味が現れ、味わいを引き締めつつ複雑さを演出。
余韻には、柑橘と白い花の香りが長く続き、ミネラルの清涼感が心地よく残ります。 シーフードのカルパッチョ、レモンを効かせた白身魚のグリル、ハーブを使った前菜などと好相性。余市の風を感じる、エレガントで透明感のある白ワインです。
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